Synology DS124
参照:Synology
QNAP TS-112の後継機として
自宅用のNASとしてQNAP TS-112を購入したのは 2011年7月。もう13年も前ということになります。流石にいつ寿命が尽きても不思議ではないので、そろそろ後継のNASを用意しましょうと思い、新しいNASを購入しました。
今回購入したのは、Synology DiskStation DS124です。
1ベイなのでHDDの対故障性はありません。HDDが壊れたらおしまいなので、バックアップは必須ですね。しかしながらQNAP TS-112を13年近く使ってきた経験から言うと、昔とは違って今時のHDDはそう簡単に壊れるものでもないと思っているのです。QNAP TS-112で使っていたHDDのS.M.A.R.T情報がこちら。
'5 Reallocated_Sector_Ct 0' 、'197 Currect_Pending_Sector 0' 。つまり不良セクタ無し。いたって良好な状態なのです。新品のHDDではない証拠に'9 Power_On_Hours' は 111,214時間、12年と10ヶ月ってとこですね。別にNAS用の高耐久HDDというわけではなく、Western Digital の WD30EZRX(3TB Green)という、いたって普通のデスクトップ用HDDなのですよ。
これにはHDDにとって極力負荷が小さい優しい使い方をしていたということが大きいのでしょう。それは以下のような感じ。
- 衝撃を与えない
- 電源は入れっぱなしにする
- 省電力機能(一定時間アクセスがないとスリープ)は使わない
- 温度変化が極力少なくなるよう管理する(40℃前後が望ましい)
とにかく、動いたり止まったりや、急な温度の変化がHDDにとってはストレスになるので、これらを極力防げば10年くらいは問題なく稼働し続けると考えています。
事実 QNAP TS-112 はHDDより先にACアダプタの方が先に逝ってしまったのです。Synology DS124の方へファイルを移し終わったので一旦シャットダウンさせたところ、その後電源が入らなくなってしまいました。原因を調べたところ ACアダプタ(12V3A)の電圧が3〜4V程度しか出なくなっており、これの故障と判定。替わりの安いACアダプタを購入して動くようにしました。
QNAP TS-112は中身を初期化した後、万一の際のバックアップ用として保管しておきましょうかね。長いことご苦労様でした。
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