奥飛騨ツーリング(10)
白川郷
高山市内観光の次は、世界遺産・白川郷へ向かった。今では中部縦貫自動車道が高山ICまで延び、
短時間で東海北陸自動車道の飛騨清見ICに接続している。そこからの東海北陸自動車道も富山まで全線が開通しており、白川郷のすぐ北にICがあるのでアクセスが非常に楽になっている。ただ飛騨清見IC−白川郷ICの区間の約25kmは殆どがトンネル。それも一本が10Km以上もある長〜いトンネルであり、中はバイクで走るにはまだ寒い。外気温は20度くらいあっても、トンネルの中はたぶんそれより10度くらいは低い。
白川郷は宿の御主人が言っていたとおり人出が多く、バイクを停めるのにも白川郷の中を通りすぎて河原に設けられた「みだしま公園臨時駐車場」まで行かなければならなかった。しかし大渋滞という感じでもなく、まだ駐車場には余裕があるため、そこそこ流れていたようだった。バイクの駐車料金は200円。停めてしまえば、割とノンビリ白川郷の中を散策できる。
が、もう昼時なので先ずは昼飯を食べたい。駐車場のすぐ側にあった「忠兵衛」という食事処を覗いてみたら、客は一人もいない。「食事できますか〜?」と訊いてみたら、団体客の予約が入っているらしく、出来るのは団体客用のと同じ物、飛騨牛の朴葉味噌焼きのみだと言う。そう、ソレが食べたいんだ!と言うわけで、団体客が押し掛けてくる前に、ノンビリ静かに飛騨牛の朴葉味噌焼きを堪能。
昼食の後は白川郷内を散策。
雪に埋もれた合掌造りの家々なんてのが良くある写真だけど、新緑の頃の白川郷だって良いもんだ。
|