奥飛騨ツーリング(12)
白川郷(3)
白川郷では幾つかの家の内部を見学させてもらえる。ただし入館料は必要。でも300円程度で、それほど高くはない。今回見学させてもらったのは白川郷で最大級(5階建)の「長瀬家」と、国指定重要文化財の「和田家」。どちらの家も、いまだ普通に生活に使われている。
家の内部は薄暗い、と言うか場所によっては真っ暗。フラッシュを焚いても良いのだが、それだと年月を重ねた重厚感が出にくかったりするので、できるだけフラッシュ無しで頑張ってみる。
家に使われている材木は、現在ではとても入手できないような太い檜などが使われている。
屋根裏に見える梁、柱は長いあいだ煙で燻されて黒光りしている。その昔、屋根裏は使用人が生活していた場所だと言うことだが、現在では
こう言った古民具が展示されている。これは絹の糸を紡ぐ道具?
このような大きな合掌造りの家は養蚕業で財を成したのではないかな。展示されている古民具も、そう言った関係の物が多く見られた。
生活するにも維持していくのも大変かもしれないけど、確かに世界遺産として残していかなければならない建物だね。ワタシがこれから建てる家も「百年住宅」なんて言っているけど、こちらの家は既に200年、300年の年月を経ている大先輩ってわけだ。
と言うことでGW旅行もこれで終り。再び白川郷ICから高速に乗り、あとはひたすら走るのみ。帰りの東名高速道路は、対向下り車線が大渋滞。本格的なGW開始と高速1,000円もあって、行楽、帰省に行くための車がワンサカくり出したと言うことだろう。たぶん30km以上渋滞してたんじゃ?岡崎あたりから静岡県境あたりまでノロノロのようだった。
ワタシはそれとは反対方向。大した渋滞にあうこともなく、無事に家に到着。高速料金は1,000円ポッキリ。到着時刻は 6:30pm。延べ走行距離は約800kmで、途中給油は2回。22Lほど給油しているがタンク半分くらい残っている。ほぼ満タン状態で出発しているから使用ガソリン量は32L、燃費25km/Lってとこだろうか。
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