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突発性難聴

参照:突発性難聴


昨日、仕事中に突然音の聞こえ方がおかしくなりまして


 このBLogに書き込みするのも、随分久しぶりになってしまいました。久しぶりの書き込みが、こんな話題で申し訳ない(^^;)。


 「突発性難聴」というものを患ってしまいました。昨日の仕事中、だいたい午前11時頃から突然耳の調子がおかしくなりまして、最初は右耳の方で低音ばかりが妙に頭の中に響くような聞こえ方になりました。で、右の耳がおかしくなったのかと思ったら、次は左耳の方で常時風が吹いているブォーと言うような音が聞こえるようになりました。これが耳鳴りというものなんでしょうか?丁度、耳の中に水が入ったときのような聞こえ方と閉塞感と思えば良いかな。
 こうなると、もう仕事どころじゃありません。少しの物音や、遠くで話している男性の声でも低音が頭の中に響き、ノイズだらけの中に身を置いているわけですから、物事に集中できるわけもなくイライラと、何かの病気ではないかとの不安も募ってきます。

 この日は仕事の関係で22時まで(私は就業規制のため20時まで)の待機命令が出ていたのですが、それどころでは無いと感じ、健康相談室へ向かいました。その結果、今日はもう帰宅して病院へ行った方が良いだろうと言う事になり、上司の許可を取って帰宅することになりました。
 ところが、この日は運悪く木曜日。どこの病院も殆ど休診日だったのです。その中で一軒だけ木曜でも午後5:30まで受け付けてくれる耳鼻科があり、とにかくそこへ行ってみることにしました。

 何とか受け付け時間に間に合い、診察を受けたところ、医師の先生はワタシの話を聞いただけで、もう分かったかの様子。加えて「これだけ的確に症状を言える人は滅多に無いですよ。オーディオとかの趣味を持っている人には良くいますけどね。」と言われてしまいました。はい、そのとおり!中学生の頃からずっとオーディオ関係の趣味ですよ〜

 聴力検査の結果、ワタシの場合は左耳の特に低音側の聴力が異常に低下しており、左右の聴力差によって右耳からの低音ばかりが強く響くように感じるようになり、左耳では風が吹いているような音が始終する耳鳴り現象を起こしているとの事です。
 病名は「突発性難聴」。文字どおり突然発症する原因不明の聴力障害だそうです。

 困ったことに明確な原因は不明なのですが、それでも諸説ありまして、

  1. ウィルス説:
    風邪、インフルエンザ等のウィルスが内耳に入り込み炎症を起こして発症するという説。ワタシの場合、これでは無さそう。
  2. 循環器説:
    内耳へ血液を送っている毛細血管に血栓等の詰まりが生じて発症するという説。
  3. ストレス説:
    ストレスによって血管が痙縮し内耳への血流が途絶える、あるいは音を伝達する神経の働きが低下して発症するという説。
    私の場合、この可能性が最も高く、精神安定剤を2年ほど常用し、また最近は不眠症薬の量を倍に増やしたばかりです。精神安定剤、不眠症薬は共に脳の興奮を抑えて、交感神経を弱め副交感神経の方を強くする薬ですが、言い方を変えれば神経を麻痺させているようなものらしい。これらを常用していた事で内耳の聴神経が麻痺状態に陥った可能性があるとの事。

 治療方法ですが、この病気にはステロイドという特効薬があり、この薬の服用を中心に神経の働きを活性化させる薬も併用し、体内リズムを正常に戻して行く治療を行います。
 ただステロイド剤は抗炎症剤であり、ホルモン剤でもあるため、体や神経系は活性化するのですが副作用として血圧を上げてしまう事があるとの事です。つまり今まで服用していた薬とは真逆の作用があるわけですね。私は高血圧症でもあるので、注意しながら副用しなければなりません。そのため、治療には安静と生活のリズムを一定に保つ事が大事で、安定剤や不眠症薬の服用を一旦止めて、ステロイド剤の効きめを良くする必要があるとの事。(要するに安定剤や不眠症薬に頼らなくても、心の平穏を保ち、夜には自然と眠れるようになれって事だろうなぁ。)
 治療には適切な早期治療が極めて重要との事で、ステロイド剤による治療開始が早ければ早いほど治癒する可能性が高く、1〜2週間放置した後だと最悪聴力を失う事もあるそうです。私は発症当日に医者に行かせてもらえ治療開始になりましたので、治癒の可能性は高いとの事です。

 処方された薬は、

です。ステロイド剤は特効薬としても、胃粘膜保護の薬以外の2つは明確な原因が分からない病気である以上、可能性がある事全部に対応しておけって感じかなぁ。

 次は月曜日に行って聴力検査し、ステロイド剤の量を調整するそうです。それまでは安静を保ち、
自分では治ったと思っても勝手にステロイド剤の服用を止めたりしないようにとの事(これ大事!)。急に副用を止めると反発的な重い症状が出るおそれがあるそうで、医師の診断に基づいて徐々に量を減らしていかねばならないそうな。
 と言うわけで、完治にはちと時間がかかるやもしれません。


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