ずいぶん待たせたね
YAMAHA からミッドラジオプレーヤのMacOS-X版が出てました。
ミッドラジオプレーヤとはMIDIファイルをコンピュータ上で演奏するものなんですが、これまで
Classic用(MacOS-9)しか存在していなかったんです。私は光るギターEZ-EG を持っていまして、これには MIDIファイルをパソコンから転送して演奏することができるんです。MIDI ファイルはダウンロードサイトから購入することができるのですが、その際にMIDIファイルを試聴したりMacだけで演奏する際には、このミッドラジオプレーヤが必要になるわけ。しかし今までMacOS-X用がなかったものだから、最近は EZ-EGを使うこともMIDIファイルを購入することもご無沙汰になってました。
ミッドラジオプレーヤをダウンロードしてディスクイメージがマウントされると、中身は "MidRadioPlayer" アプリケーションが1つだけ。マニュアルなんか何もない。ホームページのミッドラジオプレーヤ Mac OS X版の使い方 だけが頼りなんですが、どうも記述が古いようで、Panther の CoreAudio がサポートされる以前(MacOS 10.2)のもののようです。Panther で使う場合、"アプリケーション/ユーティリティ/Audio MIDI 設定" を使って "IAC Driver" を有効にし、ミッドラジオプレーヤの「環境設定」・「再生」タブの「Music Deviceの選択」で "Apple: DLSMusicDevice" を選択する必要があると思われます。
外部のMIDI装置(外部音源)で演奏させる場合にはホームページのとおりで良いのかも知れません。が、まだ試してませんので、結果は後日報告するとしましょう。
さて新しいミッドラジオプレーヤで MIDIファイルを演奏させてみると、なんとカラオケ機能があるんですねぇ。単に演奏するだけでなく、綺麗な写真スライドをバックに歌詞が表示され曲にあわせて色が変わっていきます。(写真の種類は少ないですが・・・)演奏が始まるときは曲名、アーチスト名も表示されるし、間奏になると「間奏」って表示されるし、なかなか良い雰囲気ですよ。
さて、これで MIDIファイルを MacOS-X上で演奏することができるようになったわけなんですが、肝心の MIDIファイルを EZ-EG に転送するプログラム「ソングファイラー」の MacOS-X版がまだ無いんです。MIDI ファイルを転送するために MacOS-9 で起動するのも嫌だしねぇ。YAMAHAさん、Mac版の開発スピード遅すぎですよ。
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