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macOS Sierra を Mac Pro Early 2008(非サポート機種)にインストール

参照:macOS Sierra Patcher Tool for Unsupported Macs


遂にワタシのMac Proも動作対象機種から外れてしまった


 Mac OS Xから macOS へと名称変更した、Appleの最新OS Sierra。動作対象機種は「2009年後半(Late 2009)以降に発売されたすべてのMacモデル」と、発売時期でバッサリ切られています。ワタシの Mac Pro Early 2008 は遂に動作対象機種から外れることになってしまいました(;_;)。
 別にマシンパワーが足りないとか、もうサポートできない特殊なハード構成というわけでもないでしょうに。El Capitan (10.11)までは問題なく動作しているし、4core Xeon × 2cpu はまだまだ現役で使えるマシンパワーです。ハード構成も2009年モデルと、それほど大きな違いはないはず。それなのに動作対象機種から外したというのは、単にサポートコストの軽減とか、買い替えを促進したいとか言った理由の方が強いだろうと思われます。

 しかし、動作対象外とされた機種でも macOS Sierraを使いたいと考える人はいるわけで、そのような方が Sierraのインストール方法を公開しています。この方法でワタシの Mac Pro Early 2008 にも何とか macOS Sierra をインストール、環境移行することができました。

 一応、動作対象外でも「Apple純正Macintosh」であれば、ライセンス違反ではなさそうだけど、ちょっと微妙。なので、ここでは、インストール方法を解説しているホームページの紹介(以下)と、ちょっとしたハマリポイントを書くだけにしておきます。

macOS Sierra Patcher Tool for Unsupported Macs

 基本的に、このホームページにある手順に従って行えばインストールできると思います。準備として、以下が必要になります。

  • Yosemite以降のMac OS Xをインストールしておくこと
    ワタシはEl Capitanがインストール済みでしたので、これを使用しました。
  • 8GB以上のUSBメモリ
    USBメモリ上にmacOS Sierraのインストーラを作成するため、最低8GBの容量があるUSBメモリが必要になります。
  • App Storeからダウンロードした macOS Sierraインストーラ
    動作対象外のマシンでは、App Storeから macOS Sierra インストーラをダウンロードする事さえもできません。そのため、
    • 動作対象の Macを使って macOS Sierra インストーラをダウンロードしてもらう
    • 上のホームページからダウンロードした macOS Sierra Patcher を使って、macOS Sierra インストーラをダウンロードする
      (macOS Sierraインストーラのダウンロード機能は削除されました。)
    • 上のホームページにあるリンクから macOS Sierra インストーラをダウンロードする
    の何れかの方法でダウンロードする必要があります。最初の方法ならダウンロードしたインストーラは信用できる物ですが、後の方法は何となく怪しい物を掴まされる危険性もありそうですね。また、App Storeのライセンス契約にも抵触するかもしれません。このへんは自己責任でという事になります。

 ハマリポイントは、

  • 起動音が鳴ったときにOptionキーを押下してブートデバイスを選択する画面を表示し、作成したUSBメモリからブートさせる必要があります。bluetoothキーボードだと、このOptionキーを押下するタイミングが難しいので、USBキーボードを使用した方が良いと思います。
  • ホームページの説明では、インストール先ディスクを初期化して完全クリーンインストールを行っていますが、既存のMac OS Xを Sierraにアップグレードしても良いです。が、アップグレードは何かと問題が起きがちですので、可能であればクリーンインストールしてから環境移行した方が良いと思います。ワタシもクリーンインストールしてから「移行アシスタント」で環境移行しました。
  • macOS Sierraのインストール後、再起動される前に「Utilities」メニューの「macOS Post Install...」を行ってパッチを適用すること。これを忘れると、Sierraは起動しません。インストールに時間がかかるからと放ったらかしておくと、インストール後に自動的に再起動がかかり、グレー画面上に停止マークが出た状態で止まっていると思います。この場合、もう一度USBメモリからブートさせて「macOS Post Install...」を実行すれば良いと思います。
  • 「macOS Post Install...」でパッチを適用する際、Macモデルの型番(機種ID)を選択します。そのため、自分が使用しているMacの型番(機種ID)を事前に調べておく必要があります。Macの型番(機種ID)は「システム情報」の「ハードウェアの概要」で分かります。ワタシのMac Pro Early 2008の場合「MacPro3,1」になります。

 あと、新しいOSですから、今まで動いていたアプリ、ツールのいくつかは動作できなくなっている可能性があります。ワタシのMacでは、キーマップを変更するKarabinerが動かなくなりました。(Sierra対応版はまだ出来ていない。)
 また、アプリ、ツールによっては再アクティベートが必要だったり、Sierra対応版に入れ替える必要があったり、設定が引き継がれなかったりで、環境移行には時間がかかります。旧OSとの間を何度も言ったり来たりする事にもなりますので、そのためにもアップグレードするのではなく、別のHDD/SSDにクリーンインストールする方が良いでしょうね。


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