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iPhone 8にハマグリ現象が!(3)

修理から戻ったのでバックアップから復元させようとしたのだけど・・・


 昨日の午後に iPhone 8 が戻って来た。バッテリーを交換しただけで、それ以外特に修理した箇所はないようだ。修理代金はバッテリー交換時にクレジットカード払いにしてあったようで、受け取り時に支払う事もなかった。
 早速バックアップからの復旧に取り掛かったのだが、この後に様々なトラブルに遭うことになり、こんなに苦労するとは思わなかった。

 先ず Lightningケーブルで Macと繋ぎ、iTunesを立ち上げて修理前に採っておいたバックアップから復元させようとしたところ、iOSが古過ぎるので復元できないと言われてしまった。バックアップを採った時には iOS 13 にしていたのだが、修理から帰ってきた iPhone 8 には iOS 12.4.2 がインストールされていたからだ(この時点では iTunes から iPhone 8 を認識できていた。でなければ iOS が古すぎるなんて言えないものね)。
 仕方がないので、何も復元せずに一旦アクティベートや初期設定まで済ませて iOS をアップデート。修理中にiOS 13.1.1が配信開始になっていたので、iPhone 8 も iOS 13.1.1 となった。この後、再び Lightningケーブルで Macと繋ぎ iTunesを立ち上げたのだが、iTunes に iPhone 8 が全く認識されずデバイスの中に現われない。iPad や iPhone 5s は(Wi-Fi経由で)デバイスに表示されているので、明らかに iPhone 8 がおかしい。
 iTunes に iPhone が認識されない場合の対処方法をググッて一通り試してみることにする。iTunes を一旦終了して立ち上げ直す、iPhoneやMacを再起動する。全然ダメだ。
 iTunes や macOS が最新版か確認する。iTunes は勿論最新版(12.8.3.2)だ。macOS は High Sierra(10.13.6)で、セキュリティアップデート2019-005が未適用だが、あまり関係があるとは思えないので macOS は一旦このままとする。
 Lightningケーブルを違う物に替えてみる。これも症状変わらず。
 システム情報のUSBに iPhone が表示されているか確認。表示されている。この場合は他社製ウィルス対策ソフトをアンインストールしろと言うが、アンインストールするのは面倒だし修理に出す前は認識できてバックアップも採っているのだから関係があるとは思えない。一応監視機能を無効化してみたが、これでも全然ダメ。

 ここまで来ると、残る手段はリカバリモードにして出荷状態にまで戻すくらいしか残っていない。中身が全て消えてしまうわけだが、今なら消えても何ら困ることは無い。出荷状態に戻すと言っても iOS は 13.1.1 のままで、初期設定からやりなおすことになるだけだ。初期設定時に Macのバックアップから復元を行わせれば良いはずだ。
 意を決して iPhone 8 をリカバリモードにする。Lightningケーブルで Macに繋ぐよう画面に表示されるので指示どおりに Macに繋いで iTunesを起動。すると、iTunes に「この iPhoneは問題があるので、アップデートまたは復元をする必要がある」旨が表示された。先ず「アップデート」をクリックしてみたが、暫く待っても何も起きない。仕方ないので「復元」をクリック。これは iOS をダウンロードして iPhone にインストールするようだ。暫くして iPhone の画面が変わり、リンゴマークの下にプログレスバーが表示された。iPhone へのインストールが始まったのだろう。すると、直ぐに「不明なエラーが発生しました(10)」が表示され、iPhone もリカバリモードの画面に戻ってしまった。
 何度やり直しても同じエラーで失敗。iPhone の電源を入れ直してもリカバリモードになるだけで、通常の iOS が起動する状態には戻せない。要するに文鎮化ってやつだ(;_;)。

 「不明なエラーが発生しました(10)」について調べたら、エラー番号10はハードウェアに問題があると考えられるとの事だった。正直、この時は万策尽きた、終わったって感じだった。Appleサポートに連絡するか、また修理依頼するしかないか・・・とは言うものの、ウチの macOS High Sierra は対象外の Mac Pro に無理やりインストールして使っているような代物だ。この macOS を使って iPhone のリカバリモードから復元できないと相談しても、そんなサポート外の使い方されても知らんがな〜と言われるのがオチだろう。まだ何か手は無いか?少し頭を冷やそう。。。

 自分の Mac Pro には現在3世代分の macOS がインストールしてある。Sierra, High Sierra, Mojave の3つだ。リアル Mojave はまともに動作しないが、仮想マシンがある。そのいずれにも iTunes があるので、それらを使えばリカバリモードから復元させることができるのではないか?そう考えて、先ずは Mac Pro を Sierra で再起動し、リカバリモードの iPhone を iTunes に繋いで復元を試みた。すると、これが正解!今度はエラーが起きることもなく、iPhone 8 が iOS 13.1.1 で起動するようになった!

 残るはバックアップからの復元だが、iTunes で採ったバックアップは High Sierra にしかない。iCloud 上の最小限のバックアップから復元させて済ますこともできるが、今後の事も考えると何とかして High Sierra の iTunes に iPhone 8を認識させたい。
 先ずは macOS High Sierra にセキュリティアップデート2019-005を適用して最新化。しかし、これでもダメ。やはりセキュリティアップデートは関係なかったようだ。
 まだ何か試せることはあるか?考えた末iTunesの再インストールをやってみた。AppleのiTunesサイトから最新版(12.8.2)をダウンロード。今インストールされている iTunes と同じバージョンだったので、あまり期待はできないなぁと思いながらインストール(このとき iPhone 8は Lightningケーブルで Macに繋ぎっ放しにしていた)。すると、インストールの最後の頃に iPhone をアップグレードする必要がある旨のダイアログが表示された。iOS は最新版(13.1.1)になっている筈なのに何故?とにかく言われたとおりにアップグレードさせてみたところ、何やらダウンロードして来て iPhone にインストールしている。その間に iTunes のインストールは完了したが、iPhone の方のアップグレードは続いている。
 暫くして iPhone が再起動すると、iTunes も自動的に起動してiPhone 8が認識されるようになった!そのまま iPhone の初期設定を続けて、バックアップから復元。復元にはかなり時間がかかったが何とか無事に修理前の状態に戻すことができ、iTunes にも認識されるようになった。

 結局 iTunes の方に問題があったと言うことなのだろうか?でも、修理に出す前には iOS 13 にした iPhone 8 をしっかり認識していてバックアップも採れていたわけだし、根拠はないが iOS 13 の方に何らかの問題があったような気もする。緊急で iOS 13.1.1 を出し、その修正内容に『iPhoneがバックアップから復元できない場合がある問題を修正』という項目があるのも気になる。

 この後、やっとY!mobileへの移行、初期設定を行うことになるわけだが、実はコイツにも色々とハマリどころがあり、結構苦労することになったのだが、こちらはまた別の機会にでも。


10/01追記:
 本日、またもiOS 13のアップデートiOS 13.1.2がリリースになった。メジャーバージョン番号が上がるような大型アップデートのリリース直後は動作が不安定というのは昔なら良くある話だが、開発者プレビュー版やらβ版をリリースして数ヵ月以上前から品質評価や準備ができるようになった昨今で、僅か10日ほどの間に3回もVupというのは珍しいのでは?


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