QNAP TS-112のeSATAに接続したHDDへのアクセス性能は?
TS-112のeSATAに接続したHDDでベンチマークをやってみました
QNAP TS-112に Logitec製HDDケース 3.5HDD USB3.0+eSATA LHR-EGEU3Fを eSATA接続し、増設HDDとして使っています。NASなので、どうしてもI/O性能はそこそこなのですが、TS-112本体内蔵のHDDと比べてどうなのでしょうか?一応ベンチマークしてみました。
先ずHDDと接続I/F等は以下のとおりです。
| HDD | 型番 | 接続I/F | リンク速度 |
TS-112内蔵 |
Western Digital Caviar Green |
WD30EZRX-00MMMB0 |
SATA 3.0, 6Gb/s |
3.0Gb/s |
eSATA外付け |
Seagate Barracuda 7200.14 |
ST3000DM001-1ER166 |
eSATA 3.1, 6Gb/s |
1.5Gb/s |
HDD自体のI/O性能は eSATA接続したSeagate製HDDの方が高いと思われますが、実際のリンク速度はTS-112本体HDDの半分です。これはTS-112のeSATAポートの仕様なのか、それともLogitec製HDDケース LHR-EGEU3Fの方なのか分かりません。
ベンチマークの結果が以下です。左がTS-112本体内蔵、右がeSATA接続のHDDです。
eSATA接続のHDDの方がWRITE性能が少し低めで、READ性能はほぼ同じといった感じです。ただし、TS-112本体のHDDはもう空き容量が少ない状態ですので、初期の頃に比べたら性能が落ちている可能性があります。
リンク速度が影響しているのか、想像どおりeSATA接続のHDDの方が若干性能が劣るという結果になりましたが、体感できるほどの差ではないかな。
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