LT-H90DTV(5)
参照:TwonkyMedia
dlnaクライアント機能の動作確認をする
LT-H90DTV の LinkTheaterモードには LANに接続されているPCのファイルを再生する以外に、dlnaサーバに接続してファイルを再生する(dlnaクライアント)機能もある。と言うわけで、dlnaクライアント機能も試してみよう。
そのためには先ず dlnaサーバが無ければならない。そこで自宅サーバ(Mac mini)にdlnaサーバソフトを入れてみた。今回使用したのはTwonkyMedia。これは30日間なら無料で試用することができ、$29.95でライセンスキーを購入することもできる。昨今の円高なら三千円しない額だ。
インストールも簡単で、ホームページからダウンロードしたパッケージをダブルクリックするだけ。インストールが完了、またはアプリケーションフォルダにインストールされたサーバーアプリを起動すると、
Webブラウザ(Safari)が立ち上がって Webページが1枚表示される。アプリが立ち上がった感じはしないが、実はこれで起動が完了している。先ずはセットアップ。"Basic Setup" にある "First steps" と "Sharing" の2つを設定して保存(Save Changes)、サーバを再起動(Restart server)すれば使えるようになるらしい。
こちらは "First steps" の設定画面。設定項目はこの3つだけ。
"Sharing" の設定画面は配信したいファイルが置かれているフォルダを指定する。フォルダが複数ある場合は "Add new content directory" ボタンで追加して行く。これで TwonkyMediaの設定は完了。
次は MacOS-X のファイアウォールの設定。TwonkyMedia はTCPポートの9000番を使用するので、これを通過するように設定しておく。
以上で設定は完了。正しく設定できていれば LinkTheater の「コンテンツを選択」メニューを選べば、リスト内に dlnaサーバが表示されるはず。サーバを選ぶと先に設定したフォルダが表示されるので、あとはどんどん選択して行って目的のファイルまで辿り着けば良い。日本語の表示も概ね問題ないのだが、長いタイトル名は途中が削られて表示されたり、ひらがな、カタカナと濁点が分離されたりして良く分からん場合もある。
Windowsファイル共有との違いは、手動でサーバ登録する必要があるか自動でサーバを見つけてくれるかぐらいしかないかな。接続できてしまった後は、操作方法やレスポンスにしても再生画質にしても殆ど違いはない。これならお金払ってレジストする必要もないかな。とにかく、これでLT-H90DTVのdlnaクライアント機能の動作確認ができた。
|