LASIK手術を受けてから、もうじき１年になる。その間、風邪をひいたのは今回が初めてなんだが・・・

　そういえば、緑内障のセカンドオピニオンを兼ねてきゅう眼科医院を訪れて、もう１年以上になる。地元の眼科医に「緑内障の傾向がある」と言われて LASIK手術は無理か？と思っていたのだけど、きゅう眼科の診察結果では特に緑内障はなく、LASIK手術に問題なしという事だった。と言うことで LASIKについて説明会に行ったりして、手術を受けることを決めたのが去年の今ごろだったか？

　手術は今年の1月22日だったのだけど、手術の前には２ヶ月以上検査やら何やらあったからねぇ。ちょうど去年の今ごろが緑内障検査を含めた検査のフルコース時期だったか。（LASIK手術前には１〜２ヶ月くらい検査期間があるのだ。）

　手術の後の経過も順調で、視力も回復、左目に僅かに乱視がある程度で、ほぼ眼鏡無しで普段の生活に支障はなかったのだが・・・どうも最近、視力の低下、というか乱視が強くなった感じがしているのだ。それが風邪で寝込んだ頃から強くなったような・・・風邪と乱視に因果関係があるのか全く不明なんですがね。

　最近、日が暮れるのが早くなって薄暗がりの中で運転しなければならないせいかもしれないな。もともとLASIK手術っていうのは角膜中心の表面を剥がしてレーザで削って角膜のカーブを矯正するものなので、矯正していない周辺から光が入ってくると、矯正された画像と、矯正前のド近視、乱視の画像が見えて激しい乱視状態になるわけだ。通常、矯正してない周辺部からは光が入らないくらいに瞳孔が絞られているわけだが、眼底検査のために瞳孔を開ける目薬をされると、この激しい乱視状態になる。目薬を使わずとも、暗闇の中で物を見る場合や明るい場所から急に暗い場所に入る（トンネルに入る時なんか）も一時的にこの状態になる。薄暗がりの中で、対向車のヘッドライトが時々目に入る場合も、この現象が起きやすい。この状態は一時的なものなので、直ぐに元に戻るし、そう気になるほどの乱視状態でもない。

　また、一日中眼を酷使して疲れている状態でも乱視を感じるときがある。家に帰ってＴＶやパソコンを見ると、細かい文字、字幕などが２重、３重に見えるんだ。こんなのも大体翌日の朝には治っている。それよりもＴＶ，パソコンについてはピントフリーズ現象の方が深刻だ。一定の距離を見続けていると、そこから遠くに目線を移したときピントが合わなかったり乱視のように像がブレて見えるんだ。これは老化なんだろうが・・・

　今回の乱視は今まで経験したものと少し違って、風邪で寝込んだころから意識するようになって今も継続的に乱視状態が続いている。もっとも日によって乱視の強さに違いはあるのだが・・・もともとLASIK手術前から日によって乱視の状態が微妙に違うことは経験していた。風邪で寝てばっかりいたから、それで乱視状態が変化したのかもしれなくて、それほど気にしなくてもいずれ戻るのかもしれない。（因に角膜の形っていうのは意外と簡単に変わってしまうものらしく、LASIK手術前や検査の期間はコンタクトレンズ使用禁止です。理由はコンタクトレンズの圧力で角膜形状が変わってしまうから。同様の理由で、LASIK手術前は目薬さえ使用禁止です。）まぁ普段の生活に支障がある程ではないので、しばらく様子を見てみよう。11月1日には定期検診もあるので、その時に訊いてみることもできるし。

内ト / Oct 25th, 2004 19:48 / [ 編集 ] [ コメントする ] [ TrackBack(0) ]