NEC Aterm WG1400HP(2)
ルーターをWG1400HPに置き換えたけど・・・
ルーターをNECの Aterm WG1400HPに置き換えてみたよ。右端のがAterm WG1400HP。真ん中がOCNから貰ったicomのVE-TA10で、左端のがONU(光回線終端装置)です。
Aterm WG1400HPってホームページの写真で見ると何だかスリムで高級感があるような感じだけど、見る角度を変えれば結構ボテッとした感じ。ま、背後にはEthernetポートがあるのだから、それほどスリムに作れるわけはないね。
設定自体はさほど難しくはなく、自宅サーバ用にポートを開けるのも「ポートマッピング設定」で Web(80番)、SMTP(25番)、pop3(110番)、OpenVPN(1194番)ポート&プロトコルについて、自宅サーバ(Mac mini)のIPアドレスにフォワードされるよう設定を追加するだけ。ただ、良く分からなかったのが「IPv4パケットフィルタ設定」で、ここで先に設定したポートについてフィルターを通過するよう設定を追加しなければならないのか?そんな設定は不要なのか?という点。結論から言えば、フィルター設定よりもポートマッピング設定が優先されるため、何らフィルター設定は必要ありませんでした。
また「IPv4パケットフィルタ設定」には初期状態で18個の遮断(廃棄)設定がされていました。これらは NetBIOS(137〜139番, 445番)やトロイの木馬が使うポート番号で情報が外部に出て行かないようにしている必要最小限の設定だとのことです。必要最小限だと言うのなら、他にも遮断した方が良いポートもあるんじゃないのかな?135番とか、ルーター自体(localhost) に対する Web, Telnet, Tftp等も以前は遮断していた気がするのだけど・・・
まぁ、これで一応設定はできたと。また icom VE-TA10もルーターからアダプタモードにするのは簡単で、Webの設定から行うか、背後にあるリセットボタンをクリップ等で20秒ほど押し続けていれば設定内容は全てクリアされて単なるVoIP接続アダプタになります。
ルーター側でDHCP、UPnPを有効にして(WG1400HPはデフォルトでDHCP、UPnPが有効になっている)VE-TA10のネットワークポートとルーターのLAN側Ethernetポートを繋げば接続完了。電源を入れればVE-TA10にLAN側IPアドレスが割り当てられ、必要なポートが開けられます。VE-TA10に 050IP電話の番号等を設定するには、VE-TA10の「設定/PC」ポートにPCを繋ぎ、Webブラウザでhttp://192.168.111.1/ にアクセスすれば、VE-TA10の設定ページが表示されます。そこに電話番号等を入力すれば設定完了。
さて、こうしてルーターをWG1400HPに変えてみたのですが、実は体感上あまり速くなった感じはしなかったりして。インターネットの通信性能測定サイトで計ってみても、ブレが大きくて速くなったのか良く分からんというのが正直な感想(^^;)。速いときは90Mbps以上出るのだけど、遅いときは15Mbps程度。ベストエフォートとは言え、こんなもんなのかな〜。
Ethernetケーブルをカテゴリ6の物に変えるとか、もう少しジタバタしてみようかな。
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