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空冷ファンを変えてみよう

PowerMac G4/MDD の騒音源であるメイン空冷ファンを静音タイプのものに変えてみたら


 騒音で有名なPowerMac G4/MDD。そのため Google で "MDD 静音化" というキーワードで検索してみると、出るわ出るわ様々な人がMDDの騒音を何とかしようと格闘している様子。ファン交換、増設など当たり前。筐体に穴を開けたり、電源を外に引っ張り出したり、高価なマシンだと言うのに凄まじい限りだ。
 それらのサイトを見ると、最大の騒音源である12cm角の空冷ファンを交換するのが常道らしく、交換用ファンとしては、

が使えるとのこと。しかし Micro Solution の物は価格が1万円以上し、現在では販売終了しており入手は困難。たかが空冷ファンに1万円以上も出せるかって事で先ず除外。それ以外の物はリーズナブルだけど極端に選択肢が少ない。と言うのも12cm角で38mm厚のファンは種類が少ないのだ。25mm厚のものなら多いのだけどね。

 と言うわけで XINRUILIAN の RDL1238S を購入。これが最も安価だったのだけど、私が探した何処のパソコンショップにも在庫なし。通販なら買うことができるけど、千円ちょっとのシロモノに送料、入金の手数料やらで千円近くかかってしまうのはバカらしい。何か買うときのついでにと思っていたのだけど、たまたま「送料無料キャンペーン」というのを見つけて、つい買ってしまった。

 先ず空冷ファンを取り外す。空冷ファンは光学ドライブが取り付けられている5インチドライブベイで頭を押えられているので、先に5インチドライブベイを外す。そうすれば空冷ファンは上へ引き抜ける。

 ファンの電源コネクタは、このようにピン数も違えば+ーの極性も違っている。上がもともとの MDD の空冷ファンの物、下が XINRUILIAN の物。白いコードのピンは使わないので放っておけば良いが、プラスとマイナスがひっくり返っているのはマズイ。精密ドライバを使ってコネクタから赤と黒のコードを抜いて逆の位置に(赤が下、黒が真ん中になるよう)差し込む。

 XINRUILIAN のファンも元のファンと同じように、ケースの爪に引っかけるよう上から差し込むだけ。あとはファン電源の配線をして5インチドライブベイを元通り取り付ければ作業完了。

 サイドパネルを空けたまま Macに電源を入れてファンがきちんと回転、後方(CPUヒートシンク)へ風が送り出される事を確認してからサイドパネルを閉める。確かに交換前より圧倒的に静か。なんだけど・・・
 暫く使っていると CPUの温度が徐々に高くなってくる。それに伴ってファンの回転数も上昇。しかし今までのように猛烈な音になることはない。しめしめ調子いいぞ。このままCPUの温度上昇が止まってくれればいいんだけど・・・60度、61度、今までならそろそろ発熱と冷却が平衡する頃なんだが・・・上昇が止まらない(汗 ^^;)63度、65度、そろそろ危ないかな?67度、68度、う〜ん、このままではいずれ熱暴走、あるいは CPU周辺の素子が壊れてしまうかもしれないなぁ。これ以上は危険と判断して電源切断。

 結局 XINRUILIAN RDL1238S では最大送風量が少なくて充分な冷却が行えていないようだ。カタログスペック上の最大送風量は 94.73CFM。MDD のものが 108.3CFM で僅かに小さいだけなんだけどねぇ。騒音レベルは圧倒的に低いだけに残念。結局、今は元のファンに戻している。


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