黒部ツーリング(その8)
みくりが池
地獄谷を見渡す展望広場を、ぐるっと回る感じで戻り、
みくりが池温泉ロッジまで戻って来た。それにしても暑い。アップダウンはあまり無い道なのだが、雪の中を歩くというのは意外に体力を使うのだ。加えて高地なので、いくぶん空気も薄いのだろう。何ともキツイ。暑くてかなわんので、スキーウェアを脱ぎシャツ姿になった。気温一桁、まわりは全て雪。なのだが、これで丁度いい具合。
これが、みくりが池。全面結氷しているため、単なるくぼ地にしか見えない。雪がとければ、綺麗な青緑色の姿を現すそうだ。この池を一周して戻る。
みくりが池の遊歩道からのパノラマ。右下側がみくりが池。
雪の大谷とは違って、こちらの方まで来る人は少ない。何人かすれ違ったが、半数はテレマークスキーって言うのか、スキー板を履いていた。確かに、その方が歩きやすそう。
池を一周して戻って来た。この人達はこれから散策に出るのだろうか。その道を行った先はワタシが雷鳥を見た場所だよ(たぶん)。
室堂ターミナルにあった周辺の案内図。ワタシは地獄谷の展望広場まで行き、みくりが池をまわって戻って来たと言うわけだが、概ね1時間ほどかかった。さて、下山するとしますか。
室堂駅でお土産を買い、後は行きと逆に戻るだけ。行きは素通りした大観峰駅の展望台に寄ってみたかったのだが、ツアー客でごった返しており、しかもロープウェイに乗るために集合しようとしている様子だ。この人数がロープウェイに雪崩れ込んだら次に乗れるのは何便先か分からない。今のうちにと一般客の改札を通り抜ける。と、ワタシが入ったところで改札口が閉められた。これ以降は次の便というわけで、駆け込みセーフ。
途中、黒部ダムで休憩。木いちごのソフトクリームなどを食べたり、展望台でパノラマ写真を撮ったりしてから、
無事、扇沢駅まで戻って来た。後はバイクで家までひたすら走るのみ。
で、すんなり家に着いたかというと、給油時にタンクバッグを落としてくると言う大ポカをやらかして、高速を行ったり来たり。結局、落としたバッグは見つからず。帰宅した時刻は 7:00pm、延べ走行距離は650km強。数十kmは高速を行ったり来たりしたせいだから、片道 300kmってところかな。
今回のお土産は、雷鳥のぬいぐるみ、雷鳥のたまご(お菓子)と、雪の大谷の記念通行証。
雷鳥も見られたし、とても楽しいツーリングであった。最後のポカさえ無ければねぇ・・・
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