参照：Boot Camp 2.1

Windows XP ervice Pack 3 (SP3) をインストールする前に

　Boot Camp 2.1 for Windowsをインストールしておきなさいって事だったので、会社の MacBook／Windows XP に SP3 を適用する前にインストールしたのですが・・・トラブルに見舞われてしまいました。

　MacBook には外部モニタとして 17inch Apple Studio Display が接続されており、専らこちらの方をメインディスプレイとして使っていました。と言うのも、MacBook本体の液晶ディスプレイはどうしても視野角が狭く、角度によって色が変わってしまうからです。
　このディスプレイは ADCコネクタであるため、Apple DVI-ADC アダプタを使って MacBook のミニDVI端子に繋がれています。トラブルは、この外部モニタ 17inch Apple Studio Display に起きました。

　Boot Camp 2.1 をインストール後、Windows XP でブートすると、ログイン画面と、ログイン後の十数秒間くらいは今までどおり外部ディスプレイも正常に映っているのですが、そろそろログイン完了って頃になるとフッと外部ディスプレイの明度（ブライトネス）が最小レベルまで落ちてしまうのです。これでは画面が暗くて使用に耐えません。しかし MacBook 本体の液晶ディスプレイの方の明度は正常なんです。外部ディスプレイだけが暗くなってしまうのです。
　Windowsには外部ディスプレイの明度（ブライトネス）を調整する機能なぞ無いので、こうなると全くお手上げ状態です。一旦 Mac OS X でブートして外部ディスプレイの明度を元に戻すしかありません。しかし、こうして明度を戻しても、再び WIndowsでブートすると再び明度が最小レベルまで落ちてしまうのです。Boot Camp 2.1 をインストールする前はこんな事なかったので、Boot Camp 2.1 に含まれているドライバソフトの不具合（仕様？）だと思われます。

　アップル（Japanの）サポートのDiscussionsフォーラムを見ると、やはり同様の不具合で困っている人が何人かいるようです。が、明確な原因や回避方法は提示されていませんでした。
　それならば、本国（アメリカ）のDiscussionsフォーラムならどうかと思って探してみたら、やはりありました。アメリカでも同じ症状に見舞われた人がいて、何とか回避できる方法も示されていました。それは、

1. Mac OS X でブートして、外部ディスプレイの明度（ブライトネス）を上げておく。
2. optionキーを押しながら再起動。
3. Windowsでブートするように起動ディスクを選択する前に、Apple DVI-ADCアダプタに繋がっているUSBケーブルを MacBook本体から引き抜く。
4. Windowsでブートする。

　これで Windowsにログイン完了した後に外部ディスプレイの明度が落ちてしまう症状は解消されるはずです。どうやら Apple の外部ディスプレイは USB経由で明度（ブライトネス）調整ができる仕組みになっているらしいですね。Boot Camp 2.1 で更新されたドライバのどれかが、起動時 USBポートに Appleディスプレイの明度を最小に落としてしまう信号を出しているので、その時 USBで繋がっていない状態にしておけば良いと言うわけです。
　数日間あれこれ試行錯誤していたのですが、やっと解決です。しかし、コレって不具合（バグ）として修正されるのでしょうか？それとも仕様ですか？

内ト / May 12th, 2008 19:49 / [ 編集 ] [ コメントする ] [ TrackBack(0) ]