震度6弱!
何とか生きています
みんな無事でいるかい?ワタシは何とか怪我もなく生きています。
今朝の駿河湾を震源とする地震では、ウチ牧之原市は最も強い揺れを観測した地区でして、震度6弱だったとか。確かにこんなに激しい揺れを経験したのは生まれて初めてですね。そん時、ワタシはベッドに寝ていたのですが、ベッドから振り落とされないようにしがみついているのがやっとでしたね。
すごい横揺れで、家具が倒れ部屋中に物が散乱し、とても歩けない状態でした。一応、地震対策はしてありまして、家具をビス留めしたりロープで互いに縛って固定したりしてあったのですが、そんな物全部引きちぎって倒れてしまいました。そのため家具のガラス扉が割れてヘタに歩けない状態になってしまったのでした。
今は築20年近くなる在来軸組工法の木造住宅に住んでいるわけですが、あらためて木造の耐震性能のダメダメっぷりが明らかになりました。これはワタシの室内の壁ですが、プラスター(石膏)ボードにクラックが入り、クロスが破れてしまっています。ここから砕けた石膏の粉が室内に飛び散っています。
屋根瓦は 1/3から半分くらいが崩れ落ちています。雨が降れば、間違いなく雨漏りするでしょう。落ちた瓦が庭やベランダに散乱しています。エアコンの室外機にも直撃してくれて、室外機は倒れて屋根から降ってきた土まみれになっていましたが、それでも何とか生きていました。
そして、コレが一番ヒドイ話。ワタシの部屋のドアなんですが、地震で開かなくなってしまったのです。部屋中に散乱している物を掻き分け、やっとドアに辿り着いたら、開かない・・・
原因は、写真ではネジを外してドアから引き抜こうとしているコノ部品。ドアノブを回せば、この飛び出している部分が引っ込むはずなんですが、地震の衝撃で壊れてしまいドアノブを回しても引っ込まなくなってしまったのです。おかげで避難しようにも部屋から出られない!工具箱を引っ張り出し、ドアノブ部分を全部バラし、ドライバーでコジってやっと開けて脱出したという有り様。巨大津波が来ていたら死んでます。現に脱出した時、TVを見たら最初の50cmの津波の到達時間はとうに過ぎていましたからね。
他にも開かなくなったり、途中までしか開かない、開けにくくなった戸が何箇所かあります。バイクも倒れ、タンクが傷ついてしまいました(;_;)。
Macのシネマディスプレイも、足部分に耐震ジェルという物を使って机に張り付くようにしてあったのですが、やっぱりこれも倒れてベゼル部分に傷がついてしまいました。
ベッドで見ていた液晶TVも転倒。こちらも足部分をナイロンロープで縛ってあったのですが、全く効果なくロープから器用に抜けて下に落ちました。でも画面には大きな傷もなく何とか無事でしたけどね。
と被害甚大な在来軸組工法。この規模の地震でも想定していた東海地震ではないのだと。これで東海大地震が起きたら、この家は間違いなく倒壊するんじゃないかな?
それに比べて、現在建築中のレスコハウスには全くダメージが無く、今日もクロス張りが行われていたようです。(ワタシは片付けが忙しくて見に行ってないのですが)今日はシステムキッチンが設置されたそうです。さすがレスコハウス!地震も新しい家が完成して引越が済んでからにしてくれりゃいいのにね。
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