熊野古道ツーリング(その9)
天狗倉山〜桜地蔵
では天狗倉山山頂からの眺望・パノラマ写真だ。
パノラマ写真合成には Huginというフリーウェアを用いた。なかなか綺麗に合成してくれるようだ。
眼下に広がるのが尾鷲市で、これからあそこまで下っていくことになるわけだ。絶景を楽しみ一休みした後、天狗倉山を下山、熊野古道に戻って馬越峠を下る。
下りの道は石畳の密度が下がり、周辺の木も広葉樹が多くなるようだ。落ち葉が石畳の上に積もり、ズルッと滑って尻餅をつきそうになる事もあった。雨上がりの日などは気をつけた方がいいな。
下りもなかなかの急勾配で、所々階段状になっている場所もある。
九十九折りの坂道を下っていく。下りなら楽かと言うとそうでもない。下り道でもなかなかに体力を使うので、けっこうキツイ。それに衝撃を吸収するように歩かないと、膝に負担がかかって痛くなってきたりするからね。
桜地蔵が見えて来た。
水飲み地蔵とも呼ばれる。道の脇に小川が流れており、その川の対岸に煉瓦積みの祠があり、その中に奉られている。この小川が昔は水飲み場になっていたそうで、そのため水飲み地蔵と呼ばれていた。しかし、この周辺に桜の木が多くあるため桜地蔵とも呼ばれるようになったとの事だ。
ここまで来れば馬越峠の終点も近い。
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