黒部ツーリング(その5)
雪の大谷
新しいコンパクトデジカメとして、Canon IXY Digital 910IS を買うことにした。選択理由は IXY DIgital では唯一28mm広角のレンズを持っているから。撮像素子の画素数は 800万。他機種には1,210万、1,000万画素等もっと多い物もあるが、こんなに高い解像度にしたところでレンズの性能の方が追い付いていないと思う。今まで使っていた IXY Digital は 600万画素だったが、これでも周辺のフォーカスの甘さがハッキリ分かった。まぁ、この口径のレンズでは仕方ないところだろう。
使った感想や画の傾向などは、また後日に。
雪の大谷ウォーク開始。参加者の顔ぶれも様々で、意外にお歳を召した人達もいる。またツアー参加者には海外からの人が多く、それも添乗員が張り上げている言葉を聞く限り、韓国、中国、台湾と言ったところが多いようだ。別に海外旅行で立山に来ても悪くはないが、何故GWの混雑ピーク時に?と思わないでもない。
雪の大谷は片側1車線がバス通行に、もう1車線が歩行者用に解放されていた。この時期は路面が完全に見えており、これなら普通の靴でも歩けるだろう。距離は約500m。
しかし、どう撮ればこの雪の壁の迫力が伝わるのだろう。なかなか難しい被写体である。狭い空間なので、パノラマ写真にするという手も使えまい。縦位置で撮って、人やバスとの対比で高さを表現するというのが定番ではあるが・・・
ところで真冬の服装が必要との事だったので、長袖アンダーウェアにスキーウェアを着て行ったのだが、これじゃ暑かった。旅行前にチェックしていた気温は氷点下2〜3度と言うことだったが、今日は5度もあるのだ。この気温でスキーウェアを着てウォーキングすると、けっこう汗をかいてしまう。
間も無く大谷ウォーク終り。この後は、この雪の壁の向こう側に設けられたパノラマロードを歩いて戻ることになる。
パノラマロードは全面圧雪の歩行者専用道で、大谷とはうって変わって立山の景色を楽しみながら歩くことができる。ここを歩くには、さすがに普通の靴では無理で防水のトレッキングシューズの方が良いだろう。
[続く]
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